臼蓋形成不全症(寛骨臼形成不全)
こんな症状で悩んでませんか?
- 歩行や立ち上がり時に感じる
- 長時間歩いたり、長時間座ったりした後に股関節に違和感や痛みが現れる
- 股関節を動かす際に可動域が制限され、特に内旋や外旋、股関節を深く曲げる動作が困難になる
- 股関節の動きが硬く、体をひねったり、伸ばす動作で痛みや引っ掛かり感が生じる
- 股関節の周囲の筋肉(特に太ももの前側や外側)に緊張を感じることが多い
- 歩行時や立ち上がり時に「カクカク」や「ゴリゴリ」といった音が聞こえることがある
- 痛みで跛行(びっこ)を引くことがある
- 筋力低下を感じる
臼蓋形成不全症は、股関節の骨盤側にある「臼蓋(きゅうがい)」の形成が不十分で、大腿骨頭(股関節の球状の骨)を十分に覆えていない状態です。股関節の安定性が損なわれ、将来的に変形性股関節症へ進行する可能性があります。
原因
先天的要因
先天性股関節脱臼などの発育異常
後天的要因
成長過程や出産後の体重増加、激しい運動による負荷など
女性に多く見られ、日本人の女性の約2〜7%に存在するとされています。
当院で行える治療
- 運動器リハビリテーション
- 物理療法
- 注射
- 痛み止めの内服薬や外用薬
お悩みの症状はお気軽にご相談ください
当院では、臼蓋形成不全症に対する精密な診断と、患者様のライフスタイルに合わせた治療をご提案いたします。専門医による診療を行っておりますので、少しでも気になる症状がある方は、お気軽にお問い合わせください。