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神経痛 | 青葉区あざみ野の整形外科 | あざみ野駅徒歩3分の甲斐整形外科

あざみ野駅より徒歩5分
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◆神経痛とは

神経痛とは症状をあらわすもので、病名ではありません。背中や腰、ひざなどの骨や軟骨が歪んだりすり減ったりすることや、炎症を起こしたりした結果、感覚神経を圧迫することでビリビリとした痛みや痺れを感じます。神経痛には原因が特定できる症候性神経痛と特定できない特発性神経痛に分かれます。

◆神経痛の代表的な疾患

<坐骨神経痛>

坐骨神経痛とは、お尻から大腿、ふくらはぎ、足の裏に縦に通っている坐骨神経が椎間板ヘルニアや腰部脊椎管狭窄症などの病気や、スポーツでの酷使、外傷によって圧迫されることが原因で生じる神経痛のことです。腰・お尻・太もも・ふくらはぎ・ひざの裏・すね・足先に症状があらわれます。歩く、屈む、座るなどの動き出しの際の動作に痛みや痺れを感じます。症状が悪化した場合はただ立っているだけでも痛みが出る場合があります。

<坐骨神経痛の治療と>

当院では、まず坐骨神経痛の症状の原因となっているヘルニアなどの治療が中心となります。痛みがひどい場合には痛み止めの薬を処方しますが、痛みを和らげるためのリハビリや器具などを用いての対症療法も行います。

<肋間神経痛>

肋間神経痛とは、背中から出て胸腹部の肋骨に沿って通っている肋間神経が肋骨の骨折や側弯症などでの肋骨の歪み、また帯状疱疹という感染性の高い皮膚の病気によって神経が圧迫・刺激されることが原因で生じる神経痛のことです。肋骨に沿って痛みが出るため、体の片方側だけが痛いこともあります。まるで針で刺されたようなチクチクとした痛みが生じます。また胸部を締め付けられるような症状や圧迫感を感じる場合もあります。

<肋間神経痛の治療と予防>

当院では、肋間神経痛が起きている原因を調べて対処します。もし、体に赤い帯状の湿疹が出ている場合は帯状疱疹ですので皮膚科をご紹介することもあります。
肋間神経痛の予防には、坐骨神経痛と同様に正しい姿勢を心がけること、ストレッチやウォーキングなどの軽い運動を定期的に行うことが大切です。また、帯状疱疹の原因でもあるストレスを溜めないことやビタミンなどの栄養、睡眠の質なども見直すことが効果的です。
 ※三叉神経痛は脳外科領域の病気なので、当院では治療しておりません。

◆神経痛のつらい痛みに

神経痛のつらい痛みは、通常の生活を送ることでさえ苦しい思いをすることがあります。当院では神経ブロック療法も行っております。神経の近くに局所麻酔を打ち、一時的に痛みを和らげることで人間のもつ本来の回復力を引き出す療法です。つらい痛みは我慢せず、適切な治療を受けることが大切です。